【詳述】数秘術とは?~誕生数は参考になるが、姓名数は参考にならない~

数秘術とは、生年月日をもとに人の運命を予測いていく、占いの一つです。ユダヤ人発症の占術であるという神秘性もあいまって人気に火がつき、また、やり方が比較的簡単であることから、これに夢中になる女性は多いでしょう。一般的に、「カバラ数秘術」といいます。英語では「ヌメノロジー」です。
「数秘術」というと何か秘術・秘儀のようなイメージを持ちますが、要するに誕生日占いのことで、「誕生日占い」という名前で発信されていることも多いです。(365日誕生日占いはまた別です。)
姓名を数字に直して占術するものもあります。それについては後述します。

カバラ数秘術の性格診断はそこそこ当たる。

占いというのは、ほとんどがでたらめなものばかりで信頼に欠けますが、誕生日占術に関して言えば、カバラ数秘術は星座占いと並んで、ある程度の人格傾向に的中がみられます。
カバラ数秘術としては「運命を予測する」と表現していますが、運命を当てているというよりはその人の気質・長所を系統立てるもので、その長所ゆえに固有の人生模様になる、といったものです。たとえば、知性の強い人は自然と指導職に進んでいきますよね。

カバラ数秘術でもどの占いでも「運命」を当てることは出来ない。未来は決まっていないから。

カバラ数秘術で、「〇〇年の運命」「人生後半の運命」「〇月の運命」などと特定の期間・時期の運命動向を占うものがよく見受けられます。先の未来が知りたくて気になっている人も多いことでしょう。
しかし残念ながら、カバラ数秘術で特定の時期の運勢や出来事を占う(予測する)ことは出来ません。カバラ数秘術にかぎらずどの数秘術でも未来予測・運勢予測はできません。
なぜかといえば、未来の出来事は決まっていないからです。誕生日8の人がぜったいに事業者になると宿命づけられていたりはしないのです。
数秘術にかぎらず、どの占いでも未来や特定の時期の運勢・出来事を占う(予測する)ことはできません。繰り返しますが、未来は決まっていないので、占いで知ることは出来ないのです。
チャネリングを使えばある程度の動向を知ることはできますが、「彼がイギリスに留学するつもりがある」ことは彼の心を読む(彼の守護天使に教わる)ことでうかがい知ることが出来ますが、しかし不意のアクシデントで中止になることや、心変わりでフィジー留学に変更になってしまう可能性を予測することはできません。

カバラ数秘術に限らず、占いは「気質を知る」「才能を知る」手がかりにはなるのですが、未来予測を知る手がかりにはならないのです。これは理解したうえで占いと付き合ったほうが良いです。そうでないとあなたは、「2018年後半の運勢!」「2018年9月の運勢!」「2019年の総体運勢!」といったものを次々と買わされる羽目になってしまいます・・・。

カバラ数秘術のやり方。

カバラ数秘術のやり方はとても簡単です。生年月日に出てくる8ケタの数字を分解して、すべてを足していくことで、運命数を割り出します。
運命数は1,2,3,4,5,6,7,8,9そして11と22があります。
オーラソーマにおける数秘術などでは、さらに33も加わります。

運命数は「気質数」に過ぎない。運命を言い当てるものではない。

この基本的な数字を「運命数」と呼ぶのですが、これは厳密に言えば「気質数」と言ったほうが正しいのです。冒頭で説明したように、この11個の数字が表しているのはあくまで気質・長所であり、運命を表すものではありません。
知性の強い人は知的職に就くことが多いですが、しかし必ずしもそうとは限りませんし、知性が強いからといって知的職に就かなければならないわけではないのです。
そのため、カバラ数秘術の「運命」「運命数」という呼び方は、ときに、人の生きる道を狂わせる・迷わせることがあります。運命数が示すものはあくまで「長所・気質」にすぎないので、別にそこに記されたような職業・生き方をしなくても良いのです。

カバラ数秘術の気質・性格への言及も真に受けないほうがよい。

カバラ数秘術では、能力才能のほかに気質性格も言及しますが、気質性格については真に受けないほうが良いです。
というのも、性格は変わりうるからです。性格というのは持って生まれた宿命ではなく、環境や当人の心がけ次第でいくらでも変わります。
たとえば、数秘術で「短気だ」と言われている誕生数の人も、人生の中で努力をしてその短期を克服している可能性はあるわけです。
「彼は誕生数が3だから子供っぽい人だ。結婚には適さない」などと短絡的には決めつけないことです。

他の占いも同じ。性格の傾向はわかっても人の性格を断定することはできない。

数秘術に限りませんが、占いの欠点がここにあります。占い診断結果の中で弱点と言われているものを当人は克服している、または当てはまらない可能性があり、占いの結果で他人の性格を推測するのは、非常に危険です。「B型の人とは結婚したくない」というような話のことです。そうした判断は控えましょう。

占いで相手の性格を見るよりは、その相手と充分に交流をして本当の性格を見るべきです。たとえば相性は、「本当の性格」によって導き出されるものであって、占い診断上の結果で判別できるものではありません。

そして、きちんと交流をして相手の性格をきちんと見るなら、つまり性格診断に関する占いというものは必要なくなるはずなのです。
日本人女性は占いが好きですが、これは、相手と交流したり深入りすることを怖がり、その代わりに占いで相手を知ろうと欲する心理から来ています。これはまったく良いことではありません。きちんと相手を見ましょう。
相性の良し悪しは占いの結果を参照するのではなく、実際に交流してみて自分で判断するべきことです。

相性は複雑。性格が正反対だから好相性なこともあれば、悪相性なこともある。

ちなみに、相性の良し悪しとは一概に言えるものではなく、たとえば「正反対の気質だから合う」場合もあれば、「正反対の気質だから合わない」場合もあるのです。
統計的に言って、占いを気にしない人々のほうが、恋愛はうまくいっています。占いではなく相手のことをきちんと見ているからですね。
私たち大人は、乙女たちに対して、無数の占いを教えるよりも、こうした核心をちゃんと教えるべきです。

数秘術で示せる才能は1つ。でも複数の才能を持ちあわせる人もいる!

もっと厳密に言えば、カバラ数秘術における能力才能に関する言及も、あまりあてにしないほうが良いです。なぜなら、能力もまた、努力次第でいくらでも伸び、多才になるからです。
数秘術が示す能力才能は、その人の魂が先天的に持ってる才能、または今生で特化させることを決めてDNAに刻み付けている才能の「1つ」を示すにすぎません。
知性の気質を持つ人が、ひょんなことから幼少時に音楽に興味を持ち、音楽の道に進んでそのまま大成することも少なくはないのです。
これは、経済的に豊かで社会に多様性がある先進国では、富みに言えることで、ちょっとしたキッカケで、能力や才能は大きく変化します。
また、複数の才能を高いレベルで持ちあわせている人もいます。それでも誕生数は一人一つずつしか持てませんから、才能のすべてを誕生数で知ることは出来ないのです。

そういう意味でも、占いに縛られることはあまり良いこととは言えません。自分の可能性を閉じてしまうからです。

帝王切開で生まれ人は、そもそも数秘術の診断が当たらない。

先進国という話をすれば、近年に生まれた人については、数秘術の占い結果がまるで当たらない人もいます。
これは、帝王切開で誕生する赤ちゃんが増えているからです。
才能性格というのは、生まれた日によって変わる(決まる)ものではなく、宿る魂の才能性格によって誕生日を決める、という逆のことが行われているのが真相です。
守護天使たちは、その子のブループリントを考えて、その気質に相応しい星座や誕生日を決めて、出産を促しますが、帝王切開という人間の行為が、その「神の計画」を狂わせてしまうのです。
帝王切開で生まれた人は、数秘術や誕生日占いは気にしないほうが良いです。また、星座と星座の境目に生まれた場合、星座占いによる気質判断もまったく当たらないかもしれません。
「帝王切開をしなかったら〇月〇に生まれただろう」ということがわかるのであれば、その本来の出産予定日のほうで診断すると良いです。

「すべての数字に意味がある」わけでない!

カバラ数秘術では、西暦の年数と誕生数を組合わせて、年ごとの運勢を算出したりもします。「誕生数11の人の2018年の運勢は」といった具合です。
これについては、まったくアテになりません。デタラメです。
数秘術の父ピタゴラスは、「すべての数字には意味がある」と考えたのですが、別にすべての数字に意味があるわけではありませんし、数字ごとに運勢が決まっていたりはしないのです。
オーラソーマでも数秘術と同じ原理でイヤーナンバー、イヤーボトルを割り出しますが、これにも意味はありません。イヤーボトルのテーマが訪れるわけではありませんし、イヤーボトルを使うことが特別有意義であったりはしません。

マスターナンバー誕生数11、22、33の人はインディゴチルドレンやクリスタルチルドレンが多い。

なお、マスターナンバーと言われる誕生数11、22、33の人にはインディゴチルドレン(スターパーソン、宇宙人の魂を持つ人)やクリスタルチルドレン(天使の魂を持つ人)が多いです。
革新的で優秀な、英雄気質の人が多いですが、しかしこれも、成長する過程でテレビゲームやギャンブルに溺れてしまって自堕落的になってしまっている人も少なくはありません。
マスターナンバーだからすごい人とはかぎりませんし、マスターナンバーだから偉い人というわけではないのです。数字ではなくその人のリアルな言動を観察してください。

字画から診断する数秘術はまったく当たらない・・・。

数秘術には、名前から算出するものもあります。
名前をアルファベットに直し、その画数を足していくものです。
これに関しては、はっきり言ってまったくアテになりません。
誕生日はある程度その人の気質に関連しますが、名前の画数というのはまるで関連しないのです。
もちろん、ニックネームやタレントの芸名、会社の屋号などを数秘術で算出しても、占いとしてまるでアテになりません。

名前と占い(運勢)を関連づけるならば、その名前の持つイメージは、その人の運勢を多少は左右します。

たとえば、有名なプロ野球選手と同じ名前を子供に付けると、その子は少なからずその野球選手を意識するようになり、野球に興味を持ちやすくなりますし、その選手と似たプレイスタイルを好みやすくなります。また、周りの人たちも彼をそのプロ野球選手に重ねて、野球のクラブに勧めたり同じポジションをあてがったりしやすくなります。
「誠」や「順」「純」などの文字が名前につくと、当人はその言葉をいつも意識するため、真面目な人間に育ちやすい傾向はありますし、会社や芸能界の面接などで、そういったイメージを持ってもらいやすい傾向はあります。

れなさん

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